12歳年下の彼に溺愛される話
第4章 巴の引っ越し
『巴さん…、僕に…
好きって言ってくれないんですか?
巴さんにも…僕と…えっち…するの
好きって…言って欲しい…嫌じゃ
無いなら…、好き…ですよね?』
「んん…、好き…ぃ…、
港斗…君…、好き…ッ…」
『それは、僕が…ですか?
それとも…えっちが…ですか?』
「そ…っ、そんなの……」
『僕は…勿論、
えっちも巴さんも
両方大好きですけどね?』
そう言って嬉しそうに笑って居て。
彼の好きに…溺れてしまいそう…だ。
『巴さん…好き…です…』
そのまま…彼からのキスに応じながら
キスとキスの合間に、自分からの
好きを…彼に返した。
「ん、はぁ…、好き…ッ…」
『巴さん…ッ』
「んあっぁ、あん…っ、
港…斗…く…ん…っ、ああぁ…ッ」
ーーー
ーー
ー
……こんな感じ…に
年下の彼と、えっちばっかりして。
結局…3連休は終わってしまって。
連休に合わせて、引っ越しをしたのに。
全然連休中に
荷解きが進まなかったのは…。
他の誰でもない…、私の12歳年下の
彼氏…である…
港斗君の所為でしか無いのだが。
彼が、家を出る時に、
水曜日も…来ると言っていたので…。
あの彼の事だから泊まる気満々で居て。
泊まるだけでは…当然
済むはずは…無い気がする。
全然進まなかった荷物の整理は、
平日に…ちょこちょこと…進めて行って。
落ち着いて新居での、
生活が出来る世になる頃には。
9月も終わりを告げようとしていて。
この…半月ほどの期間の間にも…
私のこの新居の部屋の中には。
彼が持って来たヨギボーやら。
コーヒーメーカーやらが増えていて。
彼の物が…いつの間にやら
私の部屋に増えて行っていた。