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ビッケとビッチ

第2章 11月19日日曜日午後5時~

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「はぁんっ、やん、イッくうぅぅ……」

 二度目の絶頂感に喘ぎ、震えていく…

「はぁ、はぁ、あっ。あぁぁん…」

 だが和哉くんは、わたしがイッても舐め、弄りを止める気配は全くなく…

「はぁっ、んっ、あっ、や、あっ。あぁぁん、あん…」

 更にもっと舌先でクリトリスを舐め弄り、二本指でグリグリと中のグラインドを続けてくるのだ…

 ピチャ、ピチャ、ピチャ…

 ヌチュ、ヌチャ、ニュチュ…

「あん、やん、あ、ん、か、かず…あぁぁ、やぁぁ…」
 わたしは彼の頭を両脚できつく挟みながら、激しく腰を震わせ、身悶えし、喘ぎを上げていく。

 ピチャ、ピチャ、ピチャ…

 ヌチュ、ヌチャ、ニュチュ…

「ゆ、悠里さぁん、すごいっすぅ、ビチャビチャっすぅ」

 ピチャ、ピチャ、ピチャ…

 ヌチュ、ヌチャ、ニュチュ…

「はぁ、や、あぁぁんん…」

 また、再び、三度目の快感が、いや、絶頂感が奥から溢れ出し…

 まるで中が融ろけてしまうような感覚を感じ…

 ピチャ、ピチャ、ピチャ…

 ヌチュ、ヌチャ、ニュチュ…

「はぁぁっ、んっくうぅぅぅ…」
 子宮から全身に絶頂感の波が溢れ出していく。

「はぁぁぁっ…んっくうぅぅぅ………」

「あっ、うわっ、すごっ」

「ぁぁぁぁぁぁ…………」

 その指先のグラインドにゆり、かなりの蜜を溢れさせてしまう…

「あぁぁ………」

 この連続の絶頂感に、弛緩していく…

「あぁ、悠里さぁん…」
 和哉くんはそうわたしの名前を呟きながらキスをしてきてくれる。

 そして、そのキスに心を震わせながら、絶頂感の余韻の海に漂っていく…

 堪らない快感、絶頂感である…

 殆ど、教える事なんて無いくらいだわ…

 それはそうなのだ…

 だって和哉くんは28歳…

 そしてそこそこの女の経験もある、ましてや童貞とかじゃないのだから…

 教えるなんて…

 導くなんて…

 求道するなんて…

 わたしの奢り、うぬぼれでしかない…

 わたしが勝手に…

 あのビッケに似ているからって…

 ナメていただけだったんだ…

 そう…

 童貞とかじゃないのだから…




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