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素敵な飼い主様

第9章 おかえりand罰?!






最低だわ、あたし・・・。



ぽろり、と涙がでてきた。
そのまま、後を追うように反対側の瞳からも零れ落ちる。





その涙を、神矢が人差し指ですくった。
その指が、まるで壊れ物に触るかのように優しくて、更に涙が溢れる。









「うう・・・、好き・・・っ神矢・・・好きなの・・・!」







でも、ずっと、ずっとこれを言いたかった。





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