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素敵な飼い主様

第3章 犬の役割・・・?





あたしが次に目が覚めたのは、夕方だった。



「ん・・・ここ・・・?」


彼が連れてきてくれたのだろうか、あたしは大きいベッドの上で寝かされていた。



目をこすりながら起き上がる。


すると、カチャッという音が首元から聞こえた。


恐る恐る首元を見てみると・・・。


?!!!


「な、なにこれ!!」



「やっと起きたのかあんた」





叫んだ声と、あの男の声が重なる。



それが気に食わなかったのか、彼は皺を眉間に寄せて、ベッドにドカッと乱暴に座った。




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