VOICE
第27章 我に返る
【琥珀】
僕は、興奮していたせいか…
はっと目が覚めてしまった…
少し動けば身体中が痛い…
そして…隣には……黒曜くんッ…
あぁ…ついに僕は、黒曜くんとSEKIさんに
抱かれてしまったぁーッ!!
嬉しいッ!!
僕は布団を顔まで被り…モゾモゾ…
これが両想いになった時のエッチの後…
きゅんきゅん、しちゃう♡
思わず顔がニヤけちゃうッ!!
僕は…また黒曜くんの顔をチラリ…
格好いいなぁ…僕の恋人♡
目が覚めたら…目が覚めたら…?
どう接したら良いのぉぉぉッ!?
どうしようッ!!
僕めっちゃ恥ずかしい事、言ってたよね?
もうッ!!無理だぁーッ!!
とりあえず、黒曜くんを起こさないように
ゆっくり起きよう…