逆転ファンタジー
第8章 夜の衣を 返してぞ着る
藍影「紅…もうよせ…」
と藍影は紅掛の腰に腕を回し
自分の身体に引き寄せる…
紅掛「えっ!?ちょ、ちょいと藍影ッ!?
今なんて…?」
動揺する…紅掛…
藍影「もうよせ…と言ったんだ…
俺が悪かったよ…すまない…」
紅掛「違うよ…そうじゃなくて…その…
おいらの…名を…もう一度…」
紅掛は目線を落とし…頬を染めていた…
藍影「嗚呼…紅…お前を愛している…」
※紅掛 ずっきゅゅゅゅゅん…♡
(魔王)鳴海
「おーーーとッ!!急展開だぁ!!
一気に距離を縮めた二人ーッ!!」
(皿洗い)蒼真
「紅掛さんは、藍影さんに幼少期の名を
呼ばれ昔の事を想い出したかぁ-ッ!?」
紅掛「おいらは…
あの頃が一番、幸せで楽しい刻だったよ…」