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逆転ファンタジー

第10章 VOICE


琥珀「えっ!?」

 黒曜は琥珀の鼻の穴に鼻栓をし
自分のシャツの袖口で汗を拭いた…

黒曜「汗を拭くタオル持ってなくて…
すみません…」

琥珀「大丈夫だよ…ありがとう…」

 と琥珀は恥ずかしそうに…答えた…

黒曜「とりあえずコレ…飲んでください…
新発売の鉄剤入りスポーツドリングです…」

琥珀「えっ!?量が多くて飲めないよ…?」

黒曜「残ったら俺…飲みますよ…?」

 黒曜に、そう言われ…
琥珀は新発売の鉄剤入りスポーツドリングを
半分飲み…残りの半分は…黒曜が飲んだ

黒曜「これって…考えたら…間接キッスに
なりますね?」

琥珀「えっ!?」

黒曜「俺…琥珀さんと間接キッス出来て…
めっちゃ嬉しいですッ!!」

 と琥珀は無邪気に笑う黒曜を見ていると…
何だか身体が火照り始めた…

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