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恋慕

第41章 対戦…



「その表情…良いですねぇ…もちろん
秘力で使える物も、ありますよ…
例えば…」

 と、天は紫仙の操っているシャンを
避けながら説明してくれた…

 祭は秘力を使い御札を…
朕は扇子と剣…そして弦は胡弓と琴…

 天は愉しそうに…


「紫仙様だけ狡いですね…
私も参戦しても宜しいでしょうか…?」

 と、天は紫仙に伺い…
紫仙は、好きにしろ…と、だけ言い放つ…


「それでは遠慮なく…
さぁ…どちらに付きましょうかね…」

 と、天は
シャンの攻撃を避けながら…悩み…

 四人は…どうか…
自分達の方に味方になって欲しいと願うが…

 敵うはずもなく…


「やはり、私は紫仙様に付きましょう…
君達の色んな表情を…見てみたい…」

 と、天は、うっとりしていた…

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