
恋慕
第41章 対戦…
天は再び…今度は祭に横笛…
弦には弓…朕には扇を投げ飛ばした…
それを受け取り…
祭は紫仙と天に向かって
仙力で曲を奏でシャンを操り…
弦は弓で矢を放ち…
朕は扇を振りかざし…旋風を起こした…
紫仙と天は…それらを、
いとも簡単に受け止め…相殺させたのだ…
四人は力尽きたのか…
その場に倒れ混んでしまった…
天は心配そうに四人に駆け寄り…
天
「君達…大丈夫ですか…?
…はぁ…良かった…鼓動は弱ってますが…
何とか息は、あるみたいですね…」
それとは逆に紫仙は…
紫仙
「ふん…残念だったな…
生きておったか…渋い奴め…おいっ!!
門番は、おるか…っ!!
さっさと、コイツらを仙宮に運べ…!!」
と、紫仙は衣を翻し…
下級使いの門番に命令した…
