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恋慕

第45章 不安…


 それを見ていた四人は…


「おい、おい…泣くなよ…上級使いの
お喋り好きな天様はどこに行ったんだ?」

 と、弦は茶化し始め…


「うわぁん…今夜だけは上級使いの
天様になりとうございません…」


「よもや、よもや~…
これは、どうしたものか…」

 と、朕は困り果てている…

シャン
「そう言えば…
小豆さんは門番の御仕事だったね…小豆団子
の差し入れ持って夜這いに行ったら?」

 と、シャンは提案した…


「シャン…もう少し…言い方を考えて…」

 シャンの夜這いという言葉に天は…


「よ、夜這いですか…ッ!?
む、無理ですよ…近頃では小豆様は御仕事を
更に励んでらっしゃいますので…」

 と、天は少し寂しそう…

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