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恋慕

第53章 便乗…


 もちろん、皆は首を横に振った…
だが…紫仙は…

紫仙
「そうだなぁ…暇潰しに賭けでもするか…
数日後に、お前らが、どれだけ
仙力を使いこなせるようになったか…
私と天と小豆の三対四で勝負するか…?」

 と、紫仙は愉しそうに言い出した…


「えっ!?むり、むり、むり~ッ!!
あっ、でも…小豆には勝てるかも…?」


「弦よ…愛があれば必ず勝つぞよ…
そなたは我が護るゆえ…」

シャン
「えっ!?
三対四って勝てる分けないじゃん…!!」


「では、こちらが勝てば盛大に祝言を上げて
貰えるのだな?」

 と、四人の意見はバラバラ…


「ふんッ!!小豆を馬鹿にしましたね!!
この私が許しませんッ!!」

小豆
「あの…天…鼓動が乱れてますよ…
鍛練が足りませんね…」

 と、天は、ひとりで怒り奮闘…

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