テキストサイズ

晴れのち曇り時々ねずみ

第2章 2024年6月

「助かったわ、ありがとー!」


このセリフ、誰が言ったと思います?
仕事押し付けてくるパートさんのセリフです。


今日は自分から進んでその人の仕事を手伝いました。状況的にそうせざるを得なかったのです。
すると、彼女はとびきりの笑顔でそう言いました。


「ありがとう」と言われるのは嫌いじゃないです。自分が誰かの役に立ったんだって嬉しくなります。


だけどそれが当たり前になると嫌なんです。だって私は、まだ自分の仕事は終わってないんですから……。


結局今日は1時間半残業しました。
休憩も取らなかった大馬鹿者です。


はい、偽善者ですね。
嫌われる勇気ないですね。


休憩取らずに残業までしても終わらないなんて、破綻してるやろ。こんなん長く続けれへん、無理や。


もう、無理や。しんどい、体が。


「疲れたので辞めます」という理由で辞めれるかな?



ストーリーメニュー

TOPTOPへ