ヤリチン野郎と一途くん
第21章 屋上で…
いつの間にか
絶倫王の股間に木刀が挟まれており…
瞬殺で絶倫王の身体が宙に浮き…
地面に叩き付けられて…
ドスンッ…と鈍い音と共に…鼻血を出し…
ぶっ倒れてしまった…
その様子を冷ややかな目で見ていた
瑠璃は…目の前に現れた人物に対して…
瑠璃
「羊さん…
来るの遅いよ?なんで来たんだよ?」
羊さん…と呼ばれた人物は…
少し長い黒髪を後ろで結っていている
30代半ばの男性だった…
羊さん
「瑠璃様…その言葉…矛盾してますよ?
てゆーか…
私の名前…あまり呼ばないで下さい…」
と、羊さんは瑠璃に、そう言ったが…
瑠璃
「あぁ…執事の羊さん…数を数えると
逆に目が覚めるって言うよね?」
と、瑠璃は楽しそうに、そう言った…
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