ヤリチン野郎と一途くん
第21章 屋上で…
羊さん
「ん…?どこが過保護なんですか?
それ反抗期ですか?瑠璃様は可愛いですね」
と、羊は瑠璃に抱き付き頬ずりした…
瑠璃
「ちょ、ちょっと~このクソ暑い日に
抱きつくなぁ~…汗べった、ベタ~!!」
と、瑠璃は羊に敵うはずもなく
されるがままだった…
羊さん
「今更…何を言ってるんですか~?
私は幼き頃から瑠璃様に
お仕えしているんですよ?瑠璃様がウンチを
したらオムツを替えたり…ウンチの匂いも
ミルクの良い匂いでしたぁ…
瑠璃様は小さい頃…私の後をベッタリ
くッ付いて…羊さん♡って呼んでくれて…
まるで金魚の糞みたいに…って、
金魚の糞といえば…あの憎っき蘇芳の奴…
悪い虫は早めに潰してやりたいですね!!」
と、羊の感情が定まっていない…