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　羊は、はぁ～…と溜め息をつき…

羊さん
「とりあえず…もう居ないとは思いますが
裏門に行ってみましょう…」

　と、羊は
蘇芳に問い掛けふたりは裏門へ行ったが…

　案の定…
瑠璃と絶倫王達の姿は見当たらなかった…

蘇芳
「瑠璃…一体、何処に行っちまったんだ…」

　蘇芳は想った…逢いたい…
今すぐ瑠璃に逢いたい…抱きしめたい…

羊さん
「そんな顔をして情けない…
瑠璃様は私よりは弱いですが…
あなたよりは、どうでしょうかね…」

　羊は急に見下すように蘇芳に言い放ち…

蘇芳
「はぁ？それ、どういう意味だよ？」

　蘇芳は羊に見下された感があり
ムカついている…

羊さん
「私と此処で
手合わせしても構わないですよ？」