ヤリチン野郎と一途くん
第30章 繋がり…
蘇芳
「ごめんね…?許して…こっち向いてよ…
俺の事…好きでしょ?」
と、言って…
また、おでこにキスを落とした…
瑠璃は拗ねたまま…
蘇芳
「俺が瑠璃にあげた、お揃いのヘアピン…
ずっと…してくれてたね…
1週間ずっと話せなかった時も…
すごく…嬉しかったよ…?」
瑠璃は恥ずかしくなり…
思わず…両手で顔を覆ってしまった…
蘇芳
「まだ、怒ってるの…?ごめんね…
それとも照れてるのかな?可愛いね…
大好きだよ…瑠璃の…そんな姿を
見てたら…我慢できなくなっちゃうよ…」
と、蘇芳は瑠璃を振り向かせ…
唇にキスをした…貪るように…無言で…
瑠璃
「んっ…ふぅん…」
瑠璃の両腕は蘇芳の背中と首に回され…
蘇芳の10本の指は瑠璃の髪の毛の中に…
埋もれていった…