テキストサイズ

Lovers Game 〜光と影〜

第2章 バカ男 クソ女

『あ”ーーー!!!龍牙!!もうギブ!!休憩』



『えー、ダメダメ。まだ新規顧客リストのチェックと
それから決算報告書の~…プっ、蓮~集中力なさすぎ』


『こ…腰痛ぇんだよ、このデスクと椅子、、PC画面も
高さが合わねーし・・・変えた?』


『プッ…(※かかった♪)
蓮~?腰痛いとか随分❝オッサン❞になったんじゃないの♪

起業するだけしてトンズラされた僕たち社員に??
設備改装してる暇も経費もなかったんだけどなぁ~?』

『う・・・(汗)』


THEパーフェクト、、みたいな処理能力と手の動きでPCたたき続ける龍牙が片手で眼鏡直しながらニヤリと俺を仕留める。


『た・・太牙~(笑)?悪い、ちょっと
一瞬だけ…変わってくれるか♪・・な?』


『・・・。□□の変動一覧と、HPのリニューアル済んでるからチェック入れて承認押してね。もう蓮のPCに転送したから。あと挨拶状、作成済み。発送待ち…』


『・・・へぃ。…迅速で…アリガトネ…・・・~』



逃げ場がないぜ?!無駄に出来る社員たちに
ぐうの音も出せずに俺は・・・再着席。



『プ・・・蓮♪今週くらいは辛抱しなよ
蓮の大っ嫌いな❝座り仕事❞(笑)』

煌牙がトドメに熱々ブラックコーヒーを手に
オフィスのドアを封鎖


『煌牙~・・・♪』

『代わってもいいけどさ蓮?
俺これから△△さんに会ってくるけど…蓮が行く?』


『・・・ぅ』



『俺がシ・ゴ・ト・・・

取ってこないと…困る・・・よ・ね?♪』




『・・・~』

俺はある意味この世で一番恐い煌牙の満点スマイルに
屈服・敬礼して煌牙を見送る。


まったく・・・ムダに有能な社員たちで困るぜ。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ