テキストサイズ

Lovers Game 〜光と影〜

第6章 俺…ピエロ

♪♪♪…


ドンドン…ドンドン



そんな僅か何日後、オフィスのドアに来客
って言うか穏やかでない感じにドアが音立てる



『ハァ…ハァ…ハァ……・・・』


応対した煌牙の前で息切らして立ってるのは廉

〜なんか最近よく現れるなぁコイツ♪
そんなに俺に会いたかったのか?


…って空気じゃねぇわな?なんか




煌『ぉ…廉ちゃん♪…』


『ハァ…ハァ…ここじゃ、、ないか』


オフィスをぐるっと見渡して肩を落とす廉


煌『どしたの?顔色…あんまよくないけど』


『ハァ…ハァ…なんでも…ない。ごめんなさい急に』


廉はさっさと向きを変えて去ろうとするが



『なにもないってことはねーだろ?』


なんかザワついた空気とニオイで客人の想像がついた俺は…ってか大体聞こえたから、腰を上げて廉の前に姿を見せた。



『ほんとに…なんでも・・・』



コイツが血相変えて走り回るような理由なんて大抵




龍『廉さん?…ちょっとだけ、座ったら?〃ソレ〃…ね?』


龍牙が救急箱もって擦りむいて血出てる廉の膝に目を向けて苦笑いする


『・・・ぁ、、平気…こんなのちっとも
あの、、もしかして来てないかなと思ったの…弟』



やっぱりな?

ストーリーメニュー

TOPTOPへ