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Lovers Game 〜光と影〜

第2章 バカ男 クソ女

『・・・っ…』



おっと、ちょっといじりすぎたか?
真顔というか一瞬❝素顔❞になったかのようなレン。

微かに肩を震わせてバックの取っ手を強く握り直してる。


いやいやいや・・・睨みつけるなって(笑)




『‥‥余裕…こいて…ヘラヘラと・・面白がって…
自分だけは何しても許されるとか思ってるタチ?』



『ファ・・・?』



さすがに不意打ち食らった。




『ヘラヘラと笑ってんじゃないわよ・・・

この・・・バカ男…!!!』







うっそーーーーーー????♪





you`re kidding!!!





なんて嬢?
いや、なんて女だ、今時?(笑)



『プ・・・っつ・・ははははははっ!!!』



本日はゲームオーバーみたいだが。


ブチ切れ吐き捨てのち走り去るその女の背に
俺の笑い声が響く




『っつ‥‥ぁはははは…・・・クソ女が♪』




❝変わり種❞だと思ったらただのクソ女かよ(笑)


ちっとも可愛くねーーー♪


つまらない景色を眺めた俺には十分に
楽しめるおもちゃを見つけた、そんな気分

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