
Lovers Game 〜光と影〜
第9章 悪魔の心
『ふぁ・・・仕事?』
翌日、先に起きてスーツに着替えてる俺を見上げて
廉がベットから体を起こすが
・・ダルそう(笑)
低血圧だっけコイツ?
あ、でも昨日の色々を思えばそりゃ
体そうそう動かねぇだろうよ
『おぅ…ダルきゃ寝てろ・・・休みだろ?
玄関オートロックだから
鍵なくても出れば閉まるから急がなくていいぜ』
『・・・男の人ってさぁ…不思議だよね』
『ぁん?』
なにをまたイキナリ寝ぼけてんだこの女は
『ふふ・・なんか…脳ミソ下半身みたいなヤツでもさ
〃仕事〃ってなるとキリっとしてさ
切り替わるっていうか…・・・ぁは』
『ほぉ・・・?…逆に…女は?
〃昨日の事〃を思い出して…いつまでも?
頭も体も切り替わらずに…目トロトロさせて
変な想像をはべらせてるのか?』
『・・・っ…』
ボン…っと音がするくらいに
廉の顔が真っ赤になって毛布に包まったのがわかる
ザマァ
