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Lovers Game 〜光と影〜

第4章 アシンメトリーなソイツ

煌『ヨシ♪イイ感じ』


煌牙のやつがネクタイ直しながら、やたら鏡見てチェックいれてる

ゲッ…〃メンズメイク〃とか言うの?
なんか顔ツヤツヤさせちゃってるし
俺にはさっぱり気が知れないぜ
こんなナルシストキャラだったかー?…キッショ・・・


(※その”目的”がわかってないのはお前だけでは?)



煌『太牙〜悪かったね。あっちもこっちも任せて、そろそろ俺外業務行くから♪』


太『ぁー…昨日の〇〇は微妙かも。▽▽部長、あんま良い顔されなかった、ごめん。…あとは資料…そっちにまとめてある』


煌『あぁ、気にしないで大丈夫。あの人前からそうだから♪俺行ってフォロー入れとく』


龍『▽▽部長なら僕前に面談した時とっておきのネタもってきたから(笑)もしだったら行くから言って』



あー、そうそう、あれから俺の界隈はすっかり平和を戻しつつあったんだけどさ

煌牙と龍牙はなんとか顔面復活遂げて
〃元イケメン〃を返上して通常運転に戻ろうとしてる

あー、そっか、ちょびっと残ってるアザ隠すのに化粧なんかしてやがるのか煌牙…・・・でも、キッショ…


いつも通りの景色…って決して悪くはないんだがな



…なんか、退屈だよなぁ。



なんか、おもしれーことないかな?



こう、、パンチ効いた事とか

絶対クリア出来ないようなおもしろそうな仕事案件とかさ



俺も…外出てくるかな〜。



モゾ・・・モゾモゾ

俺の中でなんか衝動が



『ぁ、煌牙〜…』

ちょいと頼みたいことが‥なんて
外に出ようとする煌牙を引き止めてみたり



『ん〜?なぁに蓮〜?』


クル…っと振り向くキラキラの笑顔は…(顔がツヤツヤ。つぅかテカテカ、、キモ…っ)

久々にその持ち前の自信もって外出てく様子に


『ぁ、いや、、なんでもない。気をつけてけよ』


なんかさすがに頼みにくいな
本人は気分良く仕事しようとしてるし、、ほっとくか

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