バニーガールホール
第9章 裏メニュー『ウサギのお店番』
……それぞれ…すぐに
案内して貰える女の子から
自分の好みのタイプの嬢を選んで。
その後は知り合いと別れて
楽しんで帰って来たんだが…。
終わってまた集合して
どうだった??みたいな会話を
マクドナルドでハンバーガー
食いながらそいつとして。
知り合いのやつには、
夜の部に居るしょこらを
今度指名してやってくれと言って置いた。
「てか、佐伯…。お前…昔から
風俗とかAV詳しいよな…。
彼女…は…何も言わないのか??」
『ん?あ~彼女?それで
昔何度かフラれた事あるけど。
今の彼女は…適当に
あっちもメンズコンカフェで
推しに金落としてる子だから。
俺の風俗は…文句言わない子…』
まぁ…こいつはこんなんだし、
昔からブレないなと…思いながら。
佐伯とは…そこで別れた。
得に何か予定もないし、
そのまま駅前の
商業施設をブラブラしていると。
ユイに似た…女性を見かけた。
ん?もしかして…あれは…
ユイと…しふぉん…?
いつものバニーガールの
あの恰好じゃないと…別人みたいだな…。
今は…ふたりともOFFの時間だから
何処にでもいる普通の女の子していて。
あれこれ話をしながら、ランチの
行列にふたりは並んでいた。