
バニーガールホール
第12章 スイートルームで迎えた朝
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俺が…目を醒ましたら……
外は…いつの間にやら朝になっていて。
時間を確認したら…、8時前だった。
「あの後、…寝落ち…しちまってたのか…」
ユイは……、居ない…か…。
一緒にここに来たはずのユイの姿は
もう部屋中には無くて…。
そう言えば…、金…払ってなかったなと
自分が…支払いをしてない事に気が付いたが。
今日は店は休みだから、
ラビットホールに行っても
ユイに会うどころか店もやってない。
レンタルルームだから…
自販機でドリンクとか
カップラーメン位なら買えるが
モーニングサービスとかはないから、
俺はシャワーを浴びて洗面を済ませると。
ユイと過ごしたスイートルームを後にした。
フロントに行くと…チェックアウトをして、
本来支払う分の4500円を支払って。
エレベーターで1階に降りて、
人気のない雑居ビルの中を移動する。
ラビットホールが月曜日と
木曜日が休みだから俺は
ピンサロと箱ヘルも休みだと思ってたが
こっちは…休みは月曜日だけの様で
今日は営業をしているみたいだった。
俺の住んでいるボロアパートは
この雑居ビルのある…最寄り駅から
電車で5駅ほどの場所にある。
とりあえず腹が減ってたので、
駅前にある喫茶店で
コーヒーにプラス料金を支払って
モーニングにして朝飯を済ませた。
