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俺のその問いかけに…
ユイは首を縦に振った…。

アトリエのサンルームは…、
水回りの所から行く様になって居るから。
丁度…戻って来ると水回りで。

そこでキスをしながら…俺は
自分が着ている服を…脱いでいく。
ユイが…着ているバニースーツを
一式全部脱がせ終えると、
ユイは…唯花の姿になる。

一緒に…バスルームへ向かうと
外観の昭和感とは裏腹に…
風呂は最新の物にリフォームされていて。

「風呂も…綺麗になってるな…」

『ここは、私が…リフォームを
したんじゃないですよ？』

ユイが言うには…ユイが住む前は
ノアがここに住んでいたらしく。
その時に風呂への拘りがあるノアが
自分のお金でリフォームしたのだそう。

元々は昭和物件あるあるの
タイル張りの壁とタイル張りの床の
バランス釜の風呂だったそうだが
浴槽が狭すぎて…風呂好きの
ノアは我慢が出来なかったみたいで…。
この…素敵バスルームにお風呂場から
生まれ変わたのだそうだ…。

ノアがここに住んでいた時には
どの店の子でも…あのリビングで
みんなで雑魚寝してワイワイして
色んな話をして始発を待ったそうだ。

お風呂の改装の費用も…
大半はノア持ちだったが…
ここにタダで泊めて貰っていた
女の子達で出し合って…
かなり充実した上のクラスの
物にしたのだそうだ。