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そして…唯花が…
キーマカレーと一緒に…
飲み物として…水と…
ストレートのブランデーを用意してくれて。

「カレーにブランデー合うのか？」

『カレー飲みって言葉が
あるぐらいですからね…、
ビールを思い浮かべる人が
多いかも知れませんが…
ブランデーとも相性良いんですよ？』

「まぁ…俺も…
唯花が店を出すなら
唯花のバーでキーマカレー
食いたいって言ったの俺だしな…」

食べましょうと唯花が言って来て
一緒に頂きますをして、
唯花のキーマカレーを食べ始めた。

唯花が作る特製の
キーマカレーは何度も食べてるが
カレー飲みをするのは今日が初めてで。

斬新だな…と新鮮さも感じつつ
これも…アリだなと…思いつつ
カレーを食べながらブランデーが
ある程度入った頃に
唯花がある話を切り出して来た。

『あの…琢磨さん…、前に私が…
カノンが……円盤をしてるって言う
噂があるって話をしたの…って…
憶えておられますか？？』

「ああ、あの話な……、それが
どうしたんだ？もう…カノンは…
今年の内にでも…加藤さんと…
結婚する様な…感じだけど…。
あれから…なにか…あったのか？」

『１ヶ月ほど前に…また…
そう言うお店の口コミ掲示板みたいな
所に…カノンが円盤をしてるって言う
匿名の書き込みが見つかったみたいで…』

「カノンは…加藤さんと…付き合い始めて
裏メニューはキッパリ辞めてるだろ？
なんで…そんな話が…出るんだよ」