
微熱に疼く慕情
第4章 【錯乱していく激情】
「一華は俺のだよな?」
「……はい」
「いや、一華ちゃんは俺の事も好きで居てくれてますよ」
「え?え?」
「一華、俺と一緒に居る時は許すけど2人で会ったり2人きりのセックスはダメだからな?」
「は、はい…」
「いや、それは俺が我慢出来ませんよ、会わせたのは明島さんなんですからその辺は考慮してください」
「待て待て待て、お前なぁ…」
なんか喧嘩しそうな勢いだから慌てて明島さんを止める
「私、黒崎さんと出逢えて本当に良かったと思ってます……でもそれは、明島さんが居てこそなんです、私の明島さんに対する気持ちは一生変わりません……誰も越える事はないです」
やっと黙って真っ直ぐ見てくれているから私からキスをした
意外と?子供っぽくなるんですね、黒崎さんの前なのに
2人の関係性がよくわかります
言い合いが出来るほどの仲だし、牽制もし合う
「でも、黒崎さんが会いに来てくれるのは明島さんが私を放置し過ぎだからだと思います、その辺は考慮してください」
「……はい、わかりました」
初めて立場が逆転したようで変な感じもするけど
3人で笑い合って、それぞれに指を絡め合う
「一華ちゃん、俺ともキスしてよ」と顎クイされてしまう
優しい黒崎さんのキス……
「こーら、見せつけるな」って明島さんが私を奪い返す
唾液の糸が引いてベロフェラされたら左右からおっぱい揉まれて足も開かされた
「んっ……明島さん、時間…大丈夫なんですか?」
「先に帰ったら黒崎とするだろ?」
「えっ……お2人で帰る、とか」
あれ?変な事、言っちゃいましたか??
急に手が止まる2人
ジーっと見つめられている
「一華って、意外とドライなところあるよな」
「そこがハマる要素です」
え………何か勝手に納得されてる
その後も交互にキスされて蕩けさせられました
