テキストサイズ

2人きりの夜から

第10章 10

「はぁっっ……お兄ちゃんっっ私イクっっ……!!」

「俺も……イクっっ…あおっっ……!」

お兄ちゃんともまたしちゃった。気持ちよかったし、嬉しいけど、複雑。

しばらく横になってる時も、ずっと頭撫でてくれたり抱きしめられたり、心がズキズキする。

「そろそろ部屋戻らないと」

「うん」

「あお俺は好きだから」

「ありがとう」

こんな時もありがとうしか言えない。どこか先生に対して心残りがあるから。

2日に1回はこんな感じの夜を過ごして、1週間は過ぎた。

高校生ってこんなに性欲あるんだって自分でも感心する。そして、どちらか1人を選ぶこともできなかった。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ