
2人きりの夜から
第11章 11
服を着てしばらくの間休憩した。
「この後勉強してく?」
「え?勉強するんですか?」
「しないんだ。勉強できないくらい疲れちゃった?」
「そんなことないです、!勉強できますもん」
意地悪なことを言われて、私はノートと教科書を開いて取り掛かる。
途中、先生にわからない問題を解説してもらいながら30分ほど勉強した。
「じゃあ先生、そろそろ帰りますね。ありがとうございました。」
「うん。気をつけて」
「はい」
手を広げられてハグをする。
「川田、こうきとは何ともないか?」
「……複雑です。でも私が悪いっていうのは分かってます」
「そうか。選べないんだ」
「真剣に悩んでるんです」
少し面白がってる先生に、少しふてくされる。
「こうきを選んでもいいんだよ」
「そんな……」
「じゃあ俺にする?」
「……」
「ほんとに悩んでるんだ。まぁ俺を選んでくれたらいいんだけどな」
はっきりさせることができない私は、何も言えない。
「今度さ俺の家来て。」
「え。」
「2人でゆっくり話そう」
「……はい。ありがとうございます」
「この後勉強してく?」
「え?勉強するんですか?」
「しないんだ。勉強できないくらい疲れちゃった?」
「そんなことないです、!勉強できますもん」
意地悪なことを言われて、私はノートと教科書を開いて取り掛かる。
途中、先生にわからない問題を解説してもらいながら30分ほど勉強した。
「じゃあ先生、そろそろ帰りますね。ありがとうございました。」
「うん。気をつけて」
「はい」
手を広げられてハグをする。
「川田、こうきとは何ともないか?」
「……複雑です。でも私が悪いっていうのは分かってます」
「そうか。選べないんだ」
「真剣に悩んでるんです」
少し面白がってる先生に、少しふてくされる。
「こうきを選んでもいいんだよ」
「そんな……」
「じゃあ俺にする?」
「……」
「ほんとに悩んでるんだ。まぁ俺を選んでくれたらいいんだけどな」
はっきりさせることができない私は、何も言えない。
「今度さ俺の家来て。」
「え。」
「2人でゆっくり話そう」
「……はい。ありがとうございます」
