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2人きりの夜は

第1章 始まり

しばらくそのままでいさせてくれて、呼吸が落ち着いてきた。

「お兄ちゃんも気持ちよくなりたいよね」

気持ちよくしてくれたから、次は私がお兄ちゃんを気持ちよくしてあげたい。

「……!」

お兄ちゃんは少しびっくりした様子で私の顔を見る。

「お兄ちゃんのここ、今も反応してくれたかな」

おちんちんの上にそっと手を乗せると、

「あおを見てたら、またこんななっちゃった」

初めて触るけど、普通の状態じゃないことがわかるくらい膨らんでいた。

「じゃあ私の番だね」

そう言って、私はお兄ちゃんの脚の上に跨って、首筋に顔を埋めてキスをしていく。

「男の人ってここ、感じる?」

 私は、乳首をそっと触って確認してみた。

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