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恋の数式

第18章 麗奈の秘密

「「「……」」」

「これは…抗不安薬、睡眠導入剤、睡眠薬、抗うつ剤、ブロン錠ですね…しかも規定量を超えている…まさか複数の病院で処方してもらってるんですか?」
「……」
「どうなんだ、不死川」
「……これは…麗奈のお守りだ…」
「どういうことだ?」
「麗奈は…重度のPTSDで、広場恐怖症、睡眠障害を持っていて定期的に…引き出しを開けたがる…」
「PTSD?広場恐怖症?どっちも聞いたことねぇ…」
「…PTSDはトラウマになった出来事の記憶が何度もよみがえる、意欲や興味・関心が低下する、ポジティブな感情を持ちにくくなる、などの症状です…広場恐怖症は、強い不安が生じた際人混み、電車、行列、広い場所など逃げられない場所を極端に恐れ、避ける不安症の一種です…」
「加賀美が…!?そんな素振り…っっ‼」

普段の感情のバグ…
今の話が本当なら辻褄が合いすぎる…
そして今回の病院騒動…
加賀美は不死川が原因ではないと言った
俺の家が逃げられない場所だったとしたら…?
あの時加賀美は不死川に対して強い不安を持っていた
そしていきなり俺の家に泊まる事になった
逃げられないと思っても不思議じゃねぇ…

「不死川…今回の事…俺の」
「違う…宇髄は何も悪くねェ…悪いのはあの家族と、トラウマを消しきれなかった俺だ…」

「…とにかく、加賀美さんを寝かせましょう。このまま立たせておくのも可哀想です…w」
「珠代せんせぇとお泊り〜www」
「はいはいwその前に着替えましょうねw」
「はぁ〜いwww」
「…はぁ…wやっぱり麗奈には勝てねぇなァw」
「そうだなぁw流石はお姫様だwww」

俺達は酔い潰れた冨岡を抱えて不死川の部屋で日頃の文句を言いながら雑魚寝したw



「……あーあ、バレちゃった…」



加賀美side
つい本音がポロッと小声で出てしまったw
だいぶ前に酔いは覚めてるけど酔ってるフリなんて簡単にできる
そんな事も知らずに珠代先生は着替えの準備をしてくれてた
優しいなぁ〜www
理事長は珠代先生達の事を信用し始めているって言っていたけどまだ納得できていない…
と言うか理解できていない…
信用って何?
あたしはどうせ明日もピエロになるよ?
それなのにどうして理事長はあたしに信用なんて言葉を使ったんだろうか…

「加賀美さん。パジャマに着替えてくださいw」
「…はぁ〜いwww」

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