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【参加型小説】異界からの脱出

第3章 キーユ 29歳【1/2 12:48】

「そういえば君はここまでどうやって来たんだ?」

「死んだ幼なじみの自転車に乗ってきた。どういうわけか、自転車に乗ったら死者にも気付かれないし、霧も開いて前が見えたんだ」

「……」

ノエル少年が嘘を言ってるようには見えない。ということは、その自転車には何か特別な力があるのかもしれない。

「じゃあその、脱出するキーとなる物を探そうか」

キーユは教室内を見回した。
黒板、机、椅子、教壇……特に目につくものは何もない。


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