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【参加型小説】異界からの脱出

第4章 山内喜代 81歳 【1/2 20:55】

たしかに少年の言った通り、店内はガランとしており、客は自分と少年しか居なかった。

「まあ、客が少ない時もあるわよね」

「そうじゃないんです。ここは異界なんです」

「異界?」

「メールが来ませんでしたか? 3日以内に異界から脱出しろって。脱出するには、キーとなる物を探せって」

喜代は少年の早口についていけずポカンとする。

「ごめんなさいねぇ、年寄りにはよくわからないわ」

「スマホはありますか?」

「スマホ? ええ、あるわよ」

喜代は服のポケットからスマホを取り出した。


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