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天然は…。

第1章 天然。

そうして今に至る…。

ヒラ「やっぱり女の方がいいよな…」

フジ「ちがっ…!俺はちゃんと断ったよ…」

ヒラ「でも、キスされてたろ。ちゃんとハッキリ言わないからあぁなったんじゃないのか…?」

フジ「……」

なんで、否定も何も言わねぇんだよ…!イライラしていた。自分じゃない、他の誰かにフジを触られたのが気に食わなかった。

ヒラ「傷つけないようにしようって、そうゆうフジの優しい所好きだよ。けど、優しすぎなんだよお前は…!」

ずっと、モヤモヤしたのも不機嫌なのも全部フジのせいだ。
こんな、八つ当たりだってわかってるけど止められなかった。

ヒラ「お前は俺が好きなんだろ、だったらハッキリ言ってやれよ!」

フジ「ごめん…ヒラ」

ヒラ「許さない」

フジ「んぅ…!ヒ、ラっ」

俺は、嫉妬全てをフジにぶつけた。これは罰、お仕置きなんだ。

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