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蜜会…春の嵐

第1章 春の嵐


 それは、20年ぶりの再会の夜…


 その彼との再会は…
 高校卒業以来であった。

 そして、その突然の再会の瞬間にわたしの心は…

 あの頃の…
 まだ失うものもなく、何も怖いものもない、明日からの明るい未来の可能性を夢見て信じていた、あの若く、青かった春の時間に……

 一瞬にして戻ってしまったのだ。

 そして心に強く吹きはじめる『春の嵐』という、抑え様のない欲情という昂ぶり…

 それが、わたしを狂わせる。
 



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