箱入り娘、異世界へ行く。
第1章 レオとの出会い
「じゃあ……幽霊でも夢でもないこと、わからせてやるよ」
その時、レオがわたしの右肩をグッと掴んできた。
「なに……、えっ……?」
突然、レオの顔が近づいてきた。
レオの青い瞳に見つめられてドキッとする。
この雰囲気……まさか、キスしようとしてる――!?
「ひより、動くなよ」
次の瞬間、グチャッと嫌な生々しい音がわたしの耳元で響いた。
「……ひっ!?」
レオがわたしの左耳のそばで、何かを握り潰したみたいだった。
「ブラッド・チィックだな。ひよりみたいな若い女の血を好む昆虫だ。背中から這い上がって来たんだろう、首元にいた」
「……っ……」
レオは私から離れると、握り潰したそれを地面に投げつけた。わたしはバラバラになった昆虫の残骸と緑色の液体を見てしまって吐き気を催す。
「大丈夫か? 刺されてないか?」
「うっ……」
気持ち悪い。それになんだか、身体が痺れてきたような……。
その時、レオがわたしの右肩をグッと掴んできた。
「なに……、えっ……?」
突然、レオの顔が近づいてきた。
レオの青い瞳に見つめられてドキッとする。
この雰囲気……まさか、キスしようとしてる――!?
「ひより、動くなよ」
次の瞬間、グチャッと嫌な生々しい音がわたしの耳元で響いた。
「……ひっ!?」
レオがわたしの左耳のそばで、何かを握り潰したみたいだった。
「ブラッド・チィックだな。ひよりみたいな若い女の血を好む昆虫だ。背中から這い上がって来たんだろう、首元にいた」
「……っ……」
レオは私から離れると、握り潰したそれを地面に投げつけた。わたしはバラバラになった昆虫の残骸と緑色の液体を見てしまって吐き気を催す。
「大丈夫か? 刺されてないか?」
「うっ……」
気持ち悪い。それになんだか、身体が痺れてきたような……。
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