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風俗勤務

第2章 風俗アロマ

「もしもし」


「あ、ひなちゃん?お仕事入ったよ~」


「もう入ったんですか?」


「うん、常連さんで優しいから、新人さんでも大丈夫な人だよ!」


そうは言われても、こっちは常連さんと一元さんの違いなんて分からないし、
常連さんだからといって緊張度は変わらないわけです。


下に降りてくるように言われて、電話を切って部屋を出ました。


出る時に女の子たちの声で「行ってらっしゃい~」という声が聞こえて、ちょっとだけホッとしたのを覚えています。

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