
◯貧乏女子はシンデレラのように恋をする
第1章 貧乏女子はシンデレラのように恋をする
七瀬部長が相手に丁寧に謝罪すると、相手は納得してくれたみたいで穏便に事を済ますことが出来た。
「ありがとう、助かったよ、白鳥さん」
「……」
これで良かったんだろうか……。悲しい表情で「お二人ともお幸せに」と言われて、すごく罪悪感を感じてしまった。
「こんなことに付き合わせてしまってすまなかった。御礼に食事をご馳走するよ」
「い、いえっ……。もう十分、御礼はいただきましたから!」
それは本当の気持ちだ。だけどタイミング悪く、「ぐううっ」と私のお腹が鳴ってしまった。
「ふふ、遠慮しなくていいんだぞ」
「すみませんっ……」
恥ずかしい……。でも昼食代が浮いてラッキーと思ってしまった。それに久しぶりにちゃんとしたご飯にありつける! はあっ、私はなんて卑しい人間なんだろう……。
七瀬部長に連れて行ってもらったレストランは全てが豪華で感動して泣きそうになった。そして帰り……。
「S駅でいいのか? 家まで送るぞ?」
「ここで大丈夫です、お気遣いありがとうございます」
私はシートベルトを外して車から降りた。
「じゃあ、白鳥さん。また明日会社で」
「はい、お疲れ様でした」
私は去っていく車に一礼して、トランクルームへと帰った。
「ありがとう、助かったよ、白鳥さん」
「……」
これで良かったんだろうか……。悲しい表情で「お二人ともお幸せに」と言われて、すごく罪悪感を感じてしまった。
「こんなことに付き合わせてしまってすまなかった。御礼に食事をご馳走するよ」
「い、いえっ……。もう十分、御礼はいただきましたから!」
それは本当の気持ちだ。だけどタイミング悪く、「ぐううっ」と私のお腹が鳴ってしまった。
「ふふ、遠慮しなくていいんだぞ」
「すみませんっ……」
恥ずかしい……。でも昼食代が浮いてラッキーと思ってしまった。それに久しぶりにちゃんとしたご飯にありつける! はあっ、私はなんて卑しい人間なんだろう……。
七瀬部長に連れて行ってもらったレストランは全てが豪華で感動して泣きそうになった。そして帰り……。
「S駅でいいのか? 家まで送るぞ?」
「ここで大丈夫です、お気遣いありがとうございます」
私はシートベルトを外して車から降りた。
「じゃあ、白鳥さん。また明日会社で」
「はい、お疲れ様でした」
私は去っていく車に一礼して、トランクルームへと帰った。

作品トップ
目次
作者トップ
レビューを見る
ファンになる
本棚へ入れる
拍手する
友達に教える