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先生とアイツ

第2章 *体育祭

「あゆ」

タクがマジメな顔で言った。

「た、タク…」

私の顔はきっと真っ赤だろう。
タクと目を合わせられない…

「あのさ、俺、マジだから…本気で考えて?」

「た…く…わ、分かった…」


パンっ!
その時、先生が手を叩いた。

「若いな~よしっ!じゃー次イこうぜ」

(先生…)

ほっ。
私は先生に(初めて)感謝した。





「王様だーぁれ?」

「俺~!」

海翔だ。
海翔…よく気まづくないね

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