テキストサイズ

捨て犬と俺と…

第5章 子犬は留守番中…



すると翔はいきなり俺の唇に自分の唇を押し当ててきた。
びっくりして口を開けると翔の口から生暖かい液体が俺の口内へと流れ出し思わず飲み込んだ。

それまでの時間はとても長く、俺の上に翔が覆いかぶさる状態だったから、このドキドキした鼓動が伝わってしまいそうで必死にこらえた。






翔「…ぷはっ…はぁっ、、、、はっ///
前にぃ…陸が…僕に、、はっぁ、こうやって薬……飲ませてくれたか…らっ」



自分でやっておきながら耳を真っ赤にしてうつむきながら背をむけて小さく丸まっている。


翔「じっ…じゃあ、僕お風呂はいるからっっ…先に寝てて?」


そういうと走って風呂場に行ってしまった。


てか、あの俺がやった口移しのやつ…覚えてたんだ…


そう思うと無性に恥ずかしくなる///

男だからそんな気にするようなことじゃないのかもしれない…

なんだろうもやもやしてたまらない気持ちになる…

きっとドキドキしすぎて熱あがったんだ…さっさと寝よう。


ストーリーメニュー

TOPTOPへ