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捨て犬と俺と…

第8章 届かない思い

翔と二人で遊んでろなんていわれたって…心配じゃん……


なんて考えていたら俺の視界に空斗の姿はどこにもうつらなかった。



しょうがない…翔もせっかくきたんだからあいつなら大丈夫だろ!

俺は急いで翔のところへ走っていった。今日は人ごみをかきわけて行くとベンチに座った小柄な背中。

あれ?さっきかった昼飯のポテトつまみ食いしてるw


「つまみ食いしたなーっ??」

翔「うわっ!びっくりしたな!……だって遅いんだもん。」

目を丸くしてびっくりしたかと思ったら俺から目をそらしてプイとよそを向いた。

最近は、表情がやわらかくなって伝わってくる。


「ごめんてwwあ、陸なんだけど…なんか調子悪くて帰ったんだよね。」


翔「…大丈夫?僕たちも帰る?」

「あー二人で遊んでけって。心配だけど….大丈夫だろ!多分…」

翔「……わかった。。早く食べて………遊びたぃ」


「ははははっ(笑)じゃ早く食べよ!」

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