テキストサイズ

捨て犬と俺と…

第9章 壊れた想い



空斗は下を向きながら涙をポタポタ落としながら、声を震わせてしゃべった。

話せないって…どういうことだよ。ちゃんと話がしたくて…思わず空斗に手を触れた。



「俺たち、"親友"だろ……?」


その瞬間。空斗は顔をあげた。


空斗「…っだから、くんなっていっただろっ……!」


聞き取れないくらい小さな声でつぶやいたかと思うと目を見開いて強い力で俺をベッドに押し倒した。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ