
素敵な飼い主様2
第2章 不幸の始まり?!
「おい、ブスがませてんじゃねぇぞ。てかいい加減に出ろ!俺様が風呂に入れねぇだろ!」
顔をだしてきたのは、輝だった。
あたしは、キスの体制のまま固まる。
だって、だって、だってだって!
あああああ、あたし、裸!!
「きゃ~~!とか叫ぶんじゃねぇぞアマ?!勘違いされるだろ!どっちにしろ、ブスの貧相な体みたって、立つもんもたたねぇわ!」
「な、なんだって?!」
「あ~も~、輝ったら邪魔しないでよ。やる気失せちゃった。そのまま二人で入っちゃって?おやすみ、晴海ちゃん」
「ああ!ま、待ってよ!」
光輝は、助けを求めるあたしにウインクして、爽やかに去ってしまった。
