
素敵な飼い主様2
第3章 4人目の野獣さん?!
「んぁぁぁああっ!」
ずぶり、と一本の指があたしの中に入ってきた。
淡い痛みに、顔がゆがむ。
「すっごい締め付け・・・。もしかして君、処女なの?」
顔を覗かせてきた男が、ものめずらしそうな顔で覗き込んできた。
何でびっくりしてんの?!
16歳で処女って驚くところなの?!
「へぇ~、なんだ。ふぅ~ん」
「・・・っんぁっふぅ・・・んっ」
そのまま、何か考えるような顔で指を動かす男。
視線は天井で、上の空。
それでも動く指。
顎にも目があるんじゃない?!ってくらい、あたしのピンポイントに指を動かしている。
