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素敵な飼い主様2

第4章 初恋かもしれない?!





「きゃ~、どうしたの朝陽!その頬!」



「うわぁ~!朝陽の顔に傷をつくるなんて、ありえないんだけどぉ!」




「一体、誰なのよ!朝陽、言って?!あたしらが締めるし!」




その言葉が聞こえ、びくっと大きく反応した。




それを逃すまいと、怒りに満ちた男の瞳が鋭く光る。




「さぁ、誰だろうねぇ~?貧相な体をした、メス猿だったかもしれないなぁ。ねぇ、君は誰だと思う?」




いきなり話を振られ、絶対わざとだ!と思いながら、平静を装って「さぁ」と言った。





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