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ドS王子と淫乱姫

第5章 全部はじめて


「息、積めちゃダメだ。力を抜いて深呼吸する…そしたら気持ちよくなる。」
「は、はい」
愛美は静馬の言う通り、肩の力を抜き、深呼吸をする。

「てゆうか、マジで処女?」
静馬は今一番気になることを愛美に質問した愛美は…
「はい…私、こうゆうことに興味はあっても、はじめては絶対に静馬さんにって決めていましたから」

それを聞いた静馬は愛美を愛しく思った…と同時に自分のことを酷く哀れんだ。
自分は、婚約者のことなんて考えずに女とチャラチャラ遊んでいたなんて…恥ずかしいと思った。

「静馬さん?どうなさったの?」
そんなことを考えていたからか、静馬は愛美の膝の上に頭を乗せて寝転んでいた。

「なんでもないよ、なぁ愛美?」
「はい、なんですか?」
愛美は優しく微笑みながら首を傾げた。

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