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きみがすきだよ。

第2章 第1話

父が死んでしまったことはツラかったが、私は今を父の分までしっかり生きようと強く思った。



母は、いまだに父の死がショックだったのか夜中に1人で泣いているところを、たまに見かける。

そんな姿を見る度に、私が母を支えてあげようと心に誓っている。

そして、いつか父のことを思い出したとしても、涙を流さなくなる日がくるといいなと思う。

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