テキストサイズ

素直になれたら...

第5章 *空白の日々

毎日やりとりしてたメール...


急に来なくなった...



最後に会った日、
帰りにケンカしたことあった...

帰り際の数分、
時間オーバーしたからか、慌てて準備をする彼を見て
何だか冷たく感じた私。

冷たくしたまま帰った。

彼からの電話...
『りな、怒ってる...?』

いくつかのやり取りをすると、最後に言った言葉....
『俺のこと、嫌いにならないで...
今日は今から実家だから、また連絡する...』



彼は、私のこと好きでいてくれてる。

そう改めて思った。




でも、それから数日...
連絡こなくなった、


私の誕生日もあった。
ずっと待ってた彼からの連絡、

やっぱりこなかった...。




彼女できたのかもね...。




私は勇気を振り絞って
最後のメールをする。



<事故とかそんなんじゃないよね?
こーくん、生きてたらいい。
嫌われちゃったのならいい。
学校頑張って。
昨日、誕生日だったの。
こーくんに会いたかった。
もう、追いかけない。
元気でね!>


追いかけない。

こーくんの為に追いかけない。

私には追い掛ける権利なんてない。




どれだけ好きでも不倫。

不倫なんだ...

ストーリーメニュー

TOPTOPへ