無料で楽しめるちょっと大人のケータイ小説

出会ってからの１ヶ月間の関係と
再会してからの関係は変わっていった。



メールも週に１、２度...

こーくんの変化に不安になる私。




そんな中、こーくんの誕生日があった。

こーくんは、友達にお祝いしてもらうことになってた。
おめでとうメールをしたくらいで、
特別なことはしなかった。

数日後、
こーくんへの誕生日プレゼントを持ってアパートへ行く。

予想以上に喜んでくれて嬉しかった。




そして、バレンタイン。
手作りのチョコを作る。

『めちゃくちゃ嬉しい。
ここまでしてもらえたの初めてだよ！』
すごく喜びながら、
ラッピングした袋も取っておくって言って捨てずにしまう。

そんなこーくんを見てると、
好きでいてくれてるんだって自信に繋がるはずなのに、
また、連絡が数日でもこなくなると、

また、いなくなってしまうんじゃないか...



音信不通のトラウマが出てくる。

そのトラウマから抜け出せなくて
会うたびに、
離れることを口にする。

自信がなくて、

こーくんならもっといい人がいるはずだとか
こんな関係なら、繋がってない方が幸せだとか

思ってるけど、
そうなってしまったら悲しいことを
口にしてしまう私がいつもいた。


こーくんは、そんな私に腹を立てずに、
『りなを不安にさせてる俺が悪いんだよね』
と自分を責めていた。



私、バカだ...



こんなんじゃ、いない方がいい。
こーくんの隣は私じゃない方がいいんだ...



そう思うことが増えてきた。