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本気の恋。

第8章 疑心暗鬼。そして…

昼休み


『ちょっと来て。』

って言われて
普段は誰も来ない
外の階段まで連れてこられた。


「なに?」

『なにちゃうやん。
昨日なんででてくれへんかったん?』

「別に気づかんかっただけやん。」

『じゃあメールとかしてくれてもよかったやん。』

「気づいたのが遅かってんもん」

『それでもメールやったら
別にいいやん。
俺らそんなに距離あったっけ?』


この一言で
ぶちっときた。

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