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泣きたい君に。

第6章 かごのとり

私はかごのとり

世間の事なんて

何も知らない

『言う通りにしてれば

問題ない…』

そう言われ続け

これが普通だと

そう思ってた…

あの人と出会うまでは…


あの人と出会って

自分の意志が芽生えた

そして初めて

自分で決心した

『未来は自分で決める』

そう心に決めて


私はかごの中から

飛び出した

あの人の待つ

かごのない世界へ…

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